購入の流れ

 物件購入時の流れと各ステップでの留意点やポイントを説明致します。

Step1 購入相談

 ★希望条件を整理
  不動産購入は一生に何回もあることではなく、大きな買い物であり、大きな資産と 
   なる。希望条件をまとめ整理しておくとイメージも明確になり、購入計画もスムー
  ズにいきます。

 ★希望条件
  1 地域地区  → 小学校・中学校の校区の確認 商業施設への距離 周辺環境
  2 購入時期  → 20××年 ×月頃
  3 物 件   → 土地、戸建て(新築・中古)マンション
4 広さ・間取り→ 土地面積、戸建て(土地面積・建物面積)マンション
            (専有面積)
  5 予 算   → 物件価格、自己資金、月々の支払額

Step2 資金計画・諸費用 

 ★資金計画
  1 年間支払可能額を把握(現在の家賃を目安にする)
  2 自己資金を把握し借入可能額を銀行へ確認しましょう。
  3 入居後の維持費も考慮しましょう。
  4 親・家族からの援助がある場合は税金額が変わる可能性があります。

 ★諸費用
  1 仲介手数料 → 売買価格の3%+6万円+消費税
            (価格が400万円を超える場合)
  2 印紙代   → 売買価格により異なります。
  3 登記関係費用→ 登録免許税 司法書士手数料
  4 不動産取得税→ 行政機関により評価額にて決定
  5 火災保険料 → 加入期間、地震保険の有無により異なります。
  6 引越し費用 → 引越しの距離、荷物の量により異なります。
  7 その他   → 事務手数料、保証料、団体信用生命保険等

    物件価格+諸費用=総予算    
 ※ 不動産購入にかかる費用は、物件価格と諸費用(約7~10%)
   を足した金額が必要になります

Step3 物件紹介・現地見学

 ★イイホーム企画によります物件情報紹介
  1 インターネット、メール、電話、訪問等によります物件紹介
  2 ご希望によりその他FAX、郵便でも対応いたします。

 ★建物内見(現地確認)
  1 敷地 → 隣接住宅との位置関係、駐車場、駐輪場、日照条件、周囲の騒音・
         生活音等
  2 間取り→ 各部屋等広さや収納量が十分なのか、生活動線などをイメージ確認
  3 設備 → キッチン、その動線、浴槽の機能サイズ、ネット環境、電気照明等
         の位置照度

 ★土地内見(現地確認)
  1 土地 → 周辺環境の確認、校区、商業施設への距離等。建蔽率、容積率、用
         途地域等

 ★建物、土地の内見(共通確認事項)
  1 交通アクセツ → 通勤、通学時間。空港、港への道順、バスへのアクセツ等
  2 周辺生活環境 → 医療施設、公園等の公共施設、スーパー、コンビニ等

Step4 購入申込(買付証明書)

  購入したい物件が決まりましたら買付証明書を書いていただきます。
  購入条件を決めていただき、イイホーム企画
 (株)を通して売り主様へ購入の意思表示をいたします。

 ★購入条件
  1 購入価格 → 売出価格を前提に買主様の資金計画に基づいた希望価格を記入
           します。
  2 融資利用 → 融資利用の有無と予定金額を記入します。

 ★支払条件(確認)
  1 手付金 → 売買契約時に支払います。
  2 内 金 → 手付金の金額や引渡しまでの期間により設定されることがありま
          す。
  3 残代金 → 売買価格ー(手付金+内金)です。

 ★スケジュール(確認)
  1 契約日 → 一般的に購入申込から1週間以内に設定されます。
  2 決済日 → 残代金の支払日、所有権を買主様へ移転する期日です。
          一般的に金融機関が営業している平日に設定されます。
  3 引渡日 → 原則、決済日と同日に設定されます。条件により猶予期間を設け
          る場合があります。

 ★その他の条件
  1 土地の実測の有無、その他付随する条件がある場合に記載します。
  2 「建物状況調査」の希望の有無を確認し、ご希望する場合は手配いたします。

 ★契約条件の調整
   購入申込書に記載されている内容を基に、担当者が契約条件を調整いたします。

 ※購入申込 → 売主様にご承諾いただいた場合 → 売買契約を締結
        → 売主様、納得いただけない場合 → 条件整理再度調整
 

Step5 売買契約

 ★売買締結準備
  1 金銭等 → 手付金、収入印紙、仲介手数料の半金
  2 書類等 → 本人確認書類(運転免許証等)、印鑑(実印)、印鑑証明書

 ★売買契約の手続きの流れ
  1 売買契約の締結に先立って重要事項説明書や売買契約書等の説明を行います。
  2 不明な点、疑問点等は担当者にご相談ください。

 ★重要事項説明書の確認
   売買契約に先立ち、宅地建物取引士により、重要事項説明書を交付し内容を説明
   いたします。
   理解が不十分な場合トラブルが発生の可能性がありますので、必ず内容をご理解
   いただきます

  1 対象不動産の権利関係
  2 法令上の制限
  3 物件の管理状態
  4 「建物現況調査」実施の有無及び内容
  5 その他 ・・等々

 ★売買契約

   重要事項説明の後に、売買契約書等の確認を致します。
   十分に納得のいくよう確認してください。

  1 署名捺印 → 売買契約書に売主様、買主様、署名捺印をしていただきます。
  2 手付金の支払 → この時点で売主様へ支払います。(金額は事前に調整)

 ※ 売買契約の締結後は、契約書記載内容に基づいて買主様、売主様が権利、義務を
   履行していただきます。

Step6 住宅ローン・火災保険等

 ★住宅ローン種類
  1 銀行ローン → 民間金融機関(銀行等)による住宅ローン
  2 フラット35 → 住宅金融支援機構と金融機関が提携した住宅ローン

 ★金利の種類
  1 変動金利型 → 金融情勢の変化に合わせて金利が上下します。
            返済額は借入から5年間は一定で、5年ごとに金利により調
            整されます。
  2 固定金利型 → 金融情勢が大きく変化しようと金利は上下することなく変動
            しません。完済するまで、全期間固定金利型のローンです。
  3 固定金利選択方 → 借入から一定期間を固定金利とし、設定した機関が終了
              した時点で固定金利型と変動金利型を選択する型のロー
              ンです。

 ★住宅ローンに申込時に必要なもの
  1 住民票 → 家族全員記載
  2 本人確認 → 運転免許証等
  3 住民税課税証明書(住民税決定通知書)
  4 売買契約書(原本)
  5 実印
  6 印鑑証明書(発効後3ヶ月以内のもの)
  7 収入証明書(源泉徴収票 or 確定申告書)

 ※ 金融機関により必要書類が異なりますので、確認必須です。

 ★ローン契約の締結
  1 申込み頂いたローン内容が承認されますと、金融機関より融資承認の通知があ
    ります。
  2 金融機関にて借入れ条件を決定したうえで、金銭消費貸借契約(ローン契約)
    を締結。

 ★火災保険
   補償する範囲、金額等ご要望に沿ったプランを確定し、必要書類を用意し火災保
   険を申込

Step7 残代金決済・引渡し

 ★引越し前
  1 引越し方法の検討・手配 → 日程、見積り、業者選定
  2 荷造り → 使用頻度の低い荷物から梱包開始、直前には生活必需品の荷造り
  3 各機関への届出等 
   ①学校への転校手続き
   ②電話、郵便物転送の手配
   ③電気、ガス、会社、水道局への届出
   ④役所への転出届

 ★引越し当日
  1 引越し業者への指示、荷物の搬入、新居への搬入
  2 旧居の電気、ガス、水道の閉栓
  3 引越し業者への清算
  4 新居の電気、ガス、水道の開栓

 ★引越し後
  1 役所へ転入届
  2 各機関への住所変更届(金融機関、運転免許証、等)

 ★購入最終確認・残代金決済
   売主様、買主様、売買契約時に交わした「物件状況等報告書」内容の記載通りか
   確認。

  1 確認項目
   ①物件状況等報告書の記載内容の確認
   ②設備票の記載内容
   ③隣地境界票の確認(土地、戸建て)

  2 決済時必要書類等
   ①印鑑証明書(発効3ヶ月以内のもの)
   ②住民票
   ③本人確認書類(運転免許証)

  3 費用等
   ①残代金
   ②各税金(固定資産税、都市計画税、管理費などの清算金)
   ③登記費用(登録免許税、司法書士報酬)
   ④仲介手数料の残半金

  4 印鑑等
   ①実印
   ②銀行員(通帳) 

 ★決済・引渡し当日の流れ
  1 登記申請の手続き → 司法書士に必要書類を提出、登記申請を依頼
  2 残代金支払い → 売主様へ残代金の支払い、固定資産税、管理費、清算金を
             売主様へ
  3 登記関係費用 → 司法書士へ支払い
  4 仲介手数料 → 残半金を仲介会社(イイホーム企画)へお支払いいただきま
            す。

 ★購入不動産の引渡し
  1 不動産の引渡し、物件の鍵の引渡し、関係書類の引渡し
  2 「不動産引渡確認書」にご署名・捺印していただきます。
  3 登記識別情報通知受領 → 司法書士より通知が届きます。

 ※ 晴れて取引不動産の新しいオーナーになりました

 ★その後確定申告
  1 所得税 → 住宅ローン控除
  2 贈与税 → 親からの資金援助や配偶者控除の特例のある場合 等 

♢これで不動産オーナーです

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